あんまりスタン熱高くないけど、フルスポ公開されたんで新環境デッキでも考えてみる。
クリーチャーがほぼすべて回避能力持ちの青単ビートデッキ。
M15の新しい青いカードの中で目に付くのは、やはり 《幻影の天使(M15)》と《虚空の罠(M15)》。(それと地味に《天空のアジサシ(M15)》の再録)
《幻影の天使(M15)》は3マナ4/4飛行の優秀なアタッカー。
スタンでは0マナでキャストできる有用なスペルがほぼないので3ターン目に出すことはできないが、1マナスペルが20枚近く入っているこのデッキなら安定して4ターン目にキャストできそう。
《虚空の罠(M15)》はソーサリーだが1マナの万能バウンス。
基本バウンス呪文はハンドアドバンテージを失うものだが、1マナのバウンスにそれ以上のテンポアドバンテージを得られる可能性があることは、過去に使われてきたカード(《送還(M13)》や《蒸気の絡みつき(NPH)》など)からも明らか。
1ターン1アクションが基本のスタンにおいてはそれはより顕著だし、回避能力持ちばかりのこのデッキなら、戻したいものもおのずと決まってくる(飛行持ちのブロッカーや相手の勝ちを近づけるカードなど)ため使いやすそう。
これらのカードを使う上で初めは青単信心に入れることも考えたが、やはり癖が強く専用のデッキで使った方が良さそうという結論に。
デッキ相性的には、中速のミッドレンジ系のデッキにはかなり強そう。
特に緑系ミッドレンジの代表生物である《森の女人像(THS)》や《クルフィックスの狩猟者(BNG)》を完全に無視できるのは強み。ビートの敵である《太陽の勇者、エルズペス(THS)》もほぼ無視できる。
1対1交換が基本の黒系デッキに対しても、テンポを取れれば十分有利に戦えそう。
逆に《至高の評決(RTR)》耐性が全くなく、《思考を築く者、ジェイス(RTR)》も相当キツイので啓示コンは完全に無理ゲー。素直にあきらめましょう。
それと地上から殴ってくるデッキとは、完全にノーガードの殴り合いになるのでレシオの高い生物が多いデッキはきついかも。
赤系は正直どうだろう…。相手の構成にもよるが、サイドの 《光輝の泉(M15)》と 《波使い(THS)》を引ければそこまで相性は悪くない気もするけど、やってみないとわからんな。
あと個々のカードパワーはびっくりするくらい低いので、引きがかみ合わないとあっさり負けることもあるかも。殴れない状況になったらほぼ負けやね。
カードパワーが高いカードを叩き付け合う試合に飽きてきた人が使うと新鮮な気持ちになれるかもしれない。相手からすると、パワーカードを手札に抱えたまま負けていくのは結構悔しいものがあるしね。
谷さえなければ安く組めるし、戦いやすく初心者にもおすすめなのだが…(まぁ、すぐに使えなくなるカードも多いけど)。
【青単フライングビート】
4 《変わり谷(M14)》
19 《島(M15)》
4 《雲ヒレの猛禽(GTC)》
4 《審判官の使い魔(RTR)》
3 《風乗りスリヴァー(M14)》
2 《フェアリーの騙し屋(RTR)》
4 《天空のアジサシ(M15)》
4 《蒸気の精(THS)》
4 《幻影の天使(M15)》
4 《虚空の罠(M15)》
2 《急速混成(GTC)》
1 《解消(THS)》
3 《凱旋の間(JOU)》
2 《タッサの二叉槍(THS)》
Sideboard
3 《光輝の泉(M15)》
2 《波使い(THS)》
1 《急速混成(GTC)》
2 《否認(M15)》
2 《反論(THS)》
1 《解消(THS)》
2 《思考を築く者、ジェイス(RTR)》
2 《家畜化(M14)》
クリーチャーがほぼすべて回避能力持ちの青単ビートデッキ。
M15の新しい青いカードの中で目に付くのは、やはり 《幻影の天使(M15)》と《虚空の罠(M15)》。(それと地味に《天空のアジサシ(M15)》の再録)
《幻影の天使(M15)》は3マナ4/4飛行の優秀なアタッカー。
スタンでは0マナでキャストできる有用なスペルがほぼないので3ターン目に出すことはできないが、1マナスペルが20枚近く入っているこのデッキなら安定して4ターン目にキャストできそう。
《虚空の罠(M15)》はソーサリーだが1マナの万能バウンス。
基本バウンス呪文はハンドアドバンテージを失うものだが、1マナのバウンスにそれ以上のテンポアドバンテージを得られる可能性があることは、過去に使われてきたカード(《送還(M13)》や《蒸気の絡みつき(NPH)》など)からも明らか。
1ターン1アクションが基本のスタンにおいてはそれはより顕著だし、回避能力持ちばかりのこのデッキなら、戻したいものもおのずと決まってくる(飛行持ちのブロッカーや相手の勝ちを近づけるカードなど)ため使いやすそう。
これらのカードを使う上で初めは青単信心に入れることも考えたが、やはり癖が強く専用のデッキで使った方が良さそうという結論に。
デッキ相性的には、中速のミッドレンジ系のデッキにはかなり強そう。
特に緑系ミッドレンジの代表生物である《森の女人像(THS)》や《クルフィックスの狩猟者(BNG)》を完全に無視できるのは強み。ビートの敵である《太陽の勇者、エルズペス(THS)》もほぼ無視できる。
1対1交換が基本の黒系デッキに対しても、テンポを取れれば十分有利に戦えそう。
逆に《至高の評決(RTR)》耐性が全くなく、《思考を築く者、ジェイス(RTR)》も相当キツイので啓示コンは完全に無理ゲー。素直にあきらめましょう。
それと地上から殴ってくるデッキとは、完全にノーガードの殴り合いになるのでレシオの高い生物が多いデッキはきついかも。
赤系は正直どうだろう…。相手の構成にもよるが、サイドの 《光輝の泉(M15)》と 《波使い(THS)》を引ければそこまで相性は悪くない気もするけど、やってみないとわからんな。
あと個々のカードパワーはびっくりするくらい低いので、引きがかみ合わないとあっさり負けることもあるかも。殴れない状況になったらほぼ負けやね。
カードパワーが高いカードを叩き付け合う試合に飽きてきた人が使うと新鮮な気持ちになれるかもしれない。相手からすると、パワーカードを手札に抱えたまま負けていくのは結構悔しいものがあるしね。
谷さえなければ安く組めるし、戦いやすく初心者にもおすすめなのだが…(まぁ、すぐに使えなくなるカードも多いけど)。
コメント
バーン的にはこいつ妨害するのがかなり無理なんですけど。
静寂はられても撤廃で戻した隙に起動すればいいですし
マジレスすると、まず、重い。
こいつを使う理由はブロッカーにもなるゲイン手段だからだと思うけど、3ターン目に出したとしても、1ターン目のガイドには最低でも2回殴られているから、その時点でガイドは十分に仕事をしている。こいつに火力を撃ってくれれば、6点稼げるように見えるけどガイドが殴れるから、実質3マナで4点ゲインしただけ。あんまり無いとは思うけど、仮に生物が出てこない場合は、マジで3マナで3点ゲインするだけのカードになりかねん。
加えて、静寂が出ていると3点ゲインすら出来ない可能性があるのは痛すぎる。今日戦った感じ、静寂を戻している余裕は正直あんまりないし、そもそも、デッキに4枚のカードで一時的に対処して使うという前提には無理がある。それだけやっても、所詮は3点ゲインだからね。まぁ、リスクに対するリターンが小さすぎるよねって話。
同じく早いデッキである親和に対してはほとんど効果が無いし、他のビートデッキに対しても別に強くはない。1ターン早く出せる《呪文滑り(NPH)》の方がはるかにいろいろなデッキに対して入れられるし、強いと思う。確かにMOのレシピだとノームが入っているものもあるけど、個人的には何故、《呪文滑り(NPH)》じゃないのか疑問。《アカデミーの廃墟(TSP)》で使い回すほどのゲイン量でもないのにね。
昔のカードだし、正直、今のモダン環境のサイドカードの基準を満たしていないと思うよ。
2マナ0/3でサクって4点ゲインみたいな亜種が出たら、さすがに使うけど(笑)
色々と納得しました