EDH《擬態の原形質》紹介 その2 カード別解説編1
2013年12月23日 TCG全般前回は基本的な戦い方を紹介したので、今回からは役割別に個々のカードを見ていきたいと思う。
1.マナ基盤について
~土地~
島2
沼2
森3
デュアル3
ショック3
フェッチ9
ダメラン3
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
《真鍮の都》
《禁忌の果樹園》
《魂の洞窟》
《統率の塔》
《古の墳墓》
3色デッキの基本的な土地構成。色マナが出ないorタップインの特殊地形は必要最小限に抑えてデッキの安定性を高めている。このデッキにおいては、ジェネラル=エンドカードとなりえるため、確実に通せるようになる《魂の洞窟(AVR)》の重要性は高い。
~マナ加速~
《Mana Crypt》
《太陽の指輪》
EDHでは必須のマナ加速。サーチで持ってくることも多い。
《極楽鳥》
《深き闇のエルフ》
《死儀礼のシャーマン》
《自然の知識》
《魔力の櫃》
1マナでできるマナ加速。軽さは非常に重要。
《水連のコブラ》
《献身のドルイド》
《ラノワールの使者ロフェロス》
《金粉の水蓮》
実質2マナのマナ加速。こちらは若干重い分2マナ以上出せる可能性があるものを採用。
選択肢が多く、必要色マナも濃い(サーチ→生き埋め納墓再活性に必要な黒、適者生存複数回起動のための緑、ドロー+カウンターの青など)このデッキにおいて、土地の置き間違えは致命的になりえる。またデッキの総コストが高いため、マナ加速できないと何もできない状況になりかねない。数ターン先の行動まで考えて、マナ基盤を作っていくのがこのデッキの基本。
2.コンボパーツ&サーチカードについて
~コンボパーツ~
《壊死のウーズ》
+《トリスケリオン》(墓地)
+《Phyrexian Devourer》(墓地)
←《生き埋め》+《再活性》
←《適者生存》
いわずと知れた「おにぎりウーズ」コンボ。ライブラリーのカードの合計マナコスト分のダメージを与えることが可能。除去による妨害は至難の業で、非常に止めにくいのが特徴。このデッキのメインの勝ち手段。
《不浄なる者、ミケウス》
+《トリスケリオン》
←《歯と爪》
いわゆる「トリミケ」による無限ダメージコンボ。インスタント除去により簡単に妨害されるので注意が必要。
《潮吹きの暴君》
+《Mana Crypt》《太陽の指輪》《魔力の櫃》から2枚
→無限無色マナ
+《トリスケリオン》
→無限ダメージ
+《幻影の像》or《ファイレクシアの変形者》
→相手の全パーマネントをバウンス
コンボパーツは多いがそれぞれ単体で使用に耐えるものが多いため、無理なく積めるコンボ。
《概念泥棒》
+《意外な授かり物》or《Timetwister》or《時のらせん》
対戦相手は手札がなくなり、自分は大量にドローができるコンボ。ゲームを直接決めることはできないが、上記のコンボにつなげることで勝ちに行ける。《概念泥棒》が瞬速持ちなため隙を突きやすく、以外と狙いに行く場面はある。
《納墓》
+《再活性》or《動く死体》
墓地を使った高速召喚。持ってくるのは《森林の始原体》か《核の占い師、ジン=ギタクシアス》あたり。ドローやサーチが十分あるなら前者、無いなら後者が基本。
~サーチカード~
《神秘の教示者》
《吸血の教示者》
《伝国の玉璽》
1マナのサーチカード。黒い2枚は《Mana Crypt》を持ってくることも多い。強力だが、その分ドローが止まることを忘れてはいけない。序盤に使いすぎてコンボパーツは揃うものの、マナが足りないというミスはしないようにしたい。
《Demonic Tutor》
《悪魔の意図》
2マナで直接手札に入れることができるサーチカード。マナはかかるが即時性があり、十分強力。
《幻の漂い》
3マナ限定の特殊なサーチカード。もろにばれるので警戒はされやすくなる点に注意。墓地に生物がない状況でも、《生き埋め》に変成すれば墓地にこの生物が落ちるので、そのまま原形質でウーズになれる点を評価。
《粗石の魔道師》
ほぞサーチ。ほぼマナ加速。
《リム=ドゥールの櫃》
《直観》
若干癖の強いサーチカード。《直観》は捨てる手段が別にあれば《生き埋め》の代用品として使用可能。また、マナはかかるが《瞬唱の魔道士》《永遠の証人》《有毒の蘇生》あたりを一緒に持ってくれば任意のカードを手に入れることも可能。
《法務官の掌握》
こちらも癖の強いサーチカード。サーチ先が対戦相手のライブラリーのため、対象は慎重に選ぶ必要がある。狙うのは青黒系の1マナチューターや《生き埋め》、コンボを通すための《否定の契約》、緑の《適者生存》など。追放効果があるため妨害カードとしても運用が可能な点は他のカードにはない長所。《むかつき》や相手の《壊死のウーズ》を追放することで、致命的なコンボデッキを止められる可能性あり。
《袖の下》
一番多く狙うのは緑系デッキの《森林の始源体》。マナ加速から3ターン目に撃つのはもはやコンボの領域。上記のカードと同じように、対象は慎重に選ぼう。
サーチカードを複数使う場合、使う順番が非常に重要。警戒されないためにも、ソーサリーサーチ→インスタントサーチの順番が基本。
また一番多く持ってくるであろう《生き埋め》と《再活性》に関しては、《再活性》を先に持ってくることが多い。これは《生き埋め》の方が代わりがきかないカードであるため。
サーチはヘイトが露骨に上がるので、なるべく他のドローカードと併用して、サーチカードばかりに頼らないような展開を目指したいところ。
今回はここまで。
残りのドローカード、妨害カード(除去、カウンター)、その他のユーティリティーカードについてはまた次回に。
1.マナ基盤について
~土地~
島2
沼2
森3
デュアル3
ショック3
フェッチ9
ダメラン3
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
《真鍮の都》
《禁忌の果樹園》
《魂の洞窟》
《統率の塔》
《古の墳墓》
3色デッキの基本的な土地構成。色マナが出ないorタップインの特殊地形は必要最小限に抑えてデッキの安定性を高めている。このデッキにおいては、ジェネラル=エンドカードとなりえるため、確実に通せるようになる《魂の洞窟(AVR)》の重要性は高い。
~マナ加速~
《Mana Crypt》
《太陽の指輪》
EDHでは必須のマナ加速。サーチで持ってくることも多い。
《極楽鳥》
《深き闇のエルフ》
《死儀礼のシャーマン》
《自然の知識》
《魔力の櫃》
1マナでできるマナ加速。軽さは非常に重要。
《水連のコブラ》
《献身のドルイド》
《ラノワールの使者ロフェロス》
《金粉の水蓮》
実質2マナのマナ加速。こちらは若干重い分2マナ以上出せる可能性があるものを採用。
選択肢が多く、必要色マナも濃い(サーチ→生き埋め納墓再活性に必要な黒、適者生存複数回起動のための緑、ドロー+カウンターの青など)このデッキにおいて、土地の置き間違えは致命的になりえる。またデッキの総コストが高いため、マナ加速できないと何もできない状況になりかねない。数ターン先の行動まで考えて、マナ基盤を作っていくのがこのデッキの基本。
2.コンボパーツ&サーチカードについて
~コンボパーツ~
《壊死のウーズ》
+《トリスケリオン》(墓地)
+《Phyrexian Devourer》(墓地)
←《生き埋め》+《再活性》
←《適者生存》
いわずと知れた「おにぎりウーズ」コンボ。ライブラリーのカードの合計マナコスト分のダメージを与えることが可能。除去による妨害は至難の業で、非常に止めにくいのが特徴。このデッキのメインの勝ち手段。
《不浄なる者、ミケウス》
+《トリスケリオン》
←《歯と爪》
いわゆる「トリミケ」による無限ダメージコンボ。インスタント除去により簡単に妨害されるので注意が必要。
《潮吹きの暴君》
+《Mana Crypt》《太陽の指輪》《魔力の櫃》から2枚
→無限無色マナ
+《トリスケリオン》
→無限ダメージ
+《幻影の像》or《ファイレクシアの変形者》
→相手の全パーマネントをバウンス
コンボパーツは多いがそれぞれ単体で使用に耐えるものが多いため、無理なく積めるコンボ。
《概念泥棒》
+《意外な授かり物》or《Timetwister》or《時のらせん》
対戦相手は手札がなくなり、自分は大量にドローができるコンボ。ゲームを直接決めることはできないが、上記のコンボにつなげることで勝ちに行ける。《概念泥棒》が瞬速持ちなため隙を突きやすく、以外と狙いに行く場面はある。
《納墓》
+《再活性》or《動く死体》
墓地を使った高速召喚。持ってくるのは《森林の始原体》か《核の占い師、ジン=ギタクシアス》あたり。ドローやサーチが十分あるなら前者、無いなら後者が基本。
~サーチカード~
《神秘の教示者》
《吸血の教示者》
《伝国の玉璽》
1マナのサーチカード。黒い2枚は《Mana Crypt》を持ってくることも多い。強力だが、その分ドローが止まることを忘れてはいけない。序盤に使いすぎてコンボパーツは揃うものの、マナが足りないというミスはしないようにしたい。
《Demonic Tutor》
《悪魔の意図》
2マナで直接手札に入れることができるサーチカード。マナはかかるが即時性があり、十分強力。
《幻の漂い》
3マナ限定の特殊なサーチカード。もろにばれるので警戒はされやすくなる点に注意。墓地に生物がない状況でも、《生き埋め》に変成すれば墓地にこの生物が落ちるので、そのまま原形質でウーズになれる点を評価。
《粗石の魔道師》
ほぞサーチ。ほぼマナ加速。
《リム=ドゥールの櫃》
《直観》
若干癖の強いサーチカード。《直観》は捨てる手段が別にあれば《生き埋め》の代用品として使用可能。また、マナはかかるが《瞬唱の魔道士》《永遠の証人》《有毒の蘇生》あたりを一緒に持ってくれば任意のカードを手に入れることも可能。
《法務官の掌握》
こちらも癖の強いサーチカード。サーチ先が対戦相手のライブラリーのため、対象は慎重に選ぶ必要がある。狙うのは青黒系の1マナチューターや《生き埋め》、コンボを通すための《否定の契約》、緑の《適者生存》など。追放効果があるため妨害カードとしても運用が可能な点は他のカードにはない長所。《むかつき》や相手の《壊死のウーズ》を追放することで、致命的なコンボデッキを止められる可能性あり。
《袖の下》
一番多く狙うのは緑系デッキの《森林の始源体》。マナ加速から3ターン目に撃つのはもはやコンボの領域。上記のカードと同じように、対象は慎重に選ぼう。
サーチカードを複数使う場合、使う順番が非常に重要。警戒されないためにも、ソーサリーサーチ→インスタントサーチの順番が基本。
また一番多く持ってくるであろう《生き埋め》と《再活性》に関しては、《再活性》を先に持ってくることが多い。これは《生き埋め》の方が代わりがきかないカードであるため。
サーチはヘイトが露骨に上がるので、なるべく他のドローカードと併用して、サーチカードばかりに頼らないような展開を目指したいところ。
今回はここまで。
残りのドローカード、妨害カード(除去、カウンター)、その他のユーティリティーカードについてはまた次回に。
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