世間ではGP静岡が絶賛開催中だが、カードが揃い、デッキが完成したのでデッキ紹介をしていきたいと思う。(全3回を予定)


デッキ「EDH 擬態の原形質」

擬態の原形質(ジェネラル)

極楽鳥
深き闇のエルフ
死儀礼のシャーマン
水連のコブラ
献身のドルイド
ラノワールの使者ロフェロス
幻影の像
瞬唱の魔導師
金粉のドレイク
幻の漂い
粗石の魔道師
永遠の証人
セファリッドの女帝、ラワン
エレンドラ谷の台魔道師
ファイレクシアの変形者
壊死のウーズ
概念泥棒
熟考漂い
通りの悪霊
聖別されたスフィンクス
不浄なる者、ミケウス
主席議長ゼガーナ
トリスケリオン
Phyrexian Devourer
森林の始原体
潮吹きの暴君
核の占い師、ジン=ギタクシアス

精神を刻む者、ジェイス

Mystic Remora
動く死体
森の知恵
適者生存

否定の契約
渦巻く知識
神秘の教示者
蒸気の連鎖
急速混成
白鳥の歌
吸血の教示者
納墓
有毒の蘇生
サイクロンの裂け目
秘儀の否定
遅延
リム=ドゥールの櫃
直観
大あわての捜索
知識の渇望
嘘か真か
Force of Will

再活性
伝国の玉璽
Demonic Tutor
悪魔の意図
自然の知識
意外な授かり物
Timetwister
生き埋め
毒の濁流
法務官の掌握
袖の下
時のらせん
歯と爪

Mana Crypt
太陽の指輪
魔力の櫃
師範の占い独楽
金粉の水蓮

島2
沼2
森3
デュアル3
ショック3
フェッチ9
ダメラン3
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
真鍮の都
禁忌の果樹園
魂の洞窟
統率の塔
古の墳墓



ジェネラルは《擬態の原形質》。青黒緑のカラーは非常に強い色の組み合わせで、自身が釣り竿になるという珍しい能力を持ったジェネラル。デッキは基本に忠実だが、若干サーチカードが多め、妨害カードが少なめかもしれない。

ウーズ、おにぎり、トリスケ、生き埋め、再活性を除いたコストの合計は181。デッキの3分の1掘っても3人殺せる分の弾はある感じ。


基本的な戦い方だが、とりあえず狙うのは2T目ギタクシアスor3T目始原体or4T目生き埋めウーズの3つ。


・2T目ギタクシアス

《納墓》→《動く死体》や

サーチ→《納墓》+《再活性》で可能。

運よく一巡すれば勝ってる可能性大。まぁ大抵の場合は除去されるので《Force of Will》あたりを握っていると心強い。


・3T目始原体

上記のルートの派生プラス、

2マナ以上出るマナ加速+《袖の下》

でパクってくるのが常套手段(卓に緑がいることが前提だが…)。

マナ加速+《納墓》+原形質でも一応可能(やや難易度は上がる)。

マナを伸ばしたら《Timetwister》や《時のらせん》の出番。手札を回復してウーズコンボを探しに行く。もしくはクローン系でコピーしていくのもあり。あんまりやると卓の雰囲気が悪くなるのでおすすめはしないが…。


・4T目生き埋めウーズ

3T目までにサーチで《生き埋め》と《再活性》を揃えて、4T目に2枚キャストして勝つコンボ。このデッキのメインの勝ち手段。
ヘタにウーズ、おにぎり、トリスケのいずれかのカードをドローしてしまうとコンボに入れなくなる点は注意。

(ちなみにこのコンボの最速は2kill。1T目サーチ→2T目《Mana Crypt》+《生き埋め》+《再活性》で終了。)

もちろんピッチカウンターでのサポートがあるとなお良い。

対戦では序盤から終盤まで常にこのコンボを決めることを意識しながら動く必要があるわけだが、問題は上記のようにおにぎりなどのコンボパーツを引いてしまった場合。
一番簡単なのは適者生存ルートに切り替えること。
《適者生存》はおにぎり→トリスケ→ウーズと持ってくることで、実質1枚コンボとして機能するカード。サーチとウーズのキャストを分けても良いし、9マナあれば出してサーチからウーズキャストまで行ける。ただし、サーチにはクリーチャーカードと十分な緑マナが必要になるので、土地の置き方には十分注意。
また、あまりやりたくはないが2T目に《適者生存》出して、3T目に3回サーチして、4T目にウーズキャストできれば一応コンボを決めに行ける。

あとは手札を捨てる系のドロー呪文を使うことでも当然墓地に置ける。これらの呪文があれば、《直観》を《生き埋め》のように使うことができるようになるため覚えておく必要あり。


ウーズコンボ以外のコンボとしてはトリスケ+ミケウスのコンボを一応搭載している。歯と爪から持ってくるのが基本だが、あらゆる単体除去で妨害されるので非常に決まりにくい。
これは積極的に狙いに行くものではなく、《概念泥棒》+Timetwister系のコンボを決めたあとのフィニッシュとして考えた方が良い。(引きすぎるとウーズコンボのダメージ量が足りなくなる可能性もあるため、その辺も考慮している。)この場合、対戦相手の手札がなくなるので決まりやすくなる。


ここまで主にコンボを紹介してきたが、問題はこれらのコンボが潰された場合どうするのか、という点。一番危険なのは墓地対策カード。墓地対策カードは汎用性が低いのであまり積まれることはないが、万一刺さってしまった場合勝率はグッと下がってしまう。
トリスケを追放された場合、上記のトリスケ+ミケウスのコンボもできなくなるため、デッキに残ったコンボは潮吹きの暴君がらみだけになる。
正直なところ、この点に関してはそこまで有効な対策は無い。とにかくコンボパーツをむやみに墓地に置かないことが重要であり、生き埋めブッパ(4T目生き埋め→5T目に原形質を狙うなど)は極力控えるようにするべき。(他人がウーズ釣って負ける可能性もある。)埋める場合は同一ターン内に釣るのが鉄則。



以上が、原形質の基本的な戦い方になります。他の色の組み合わせに比べてサーチが多く、カウンターもあるためいろいろな立ち回りが可能で、何回やってもいろいろな発見があり、楽しいジェネラルだと思います。(長くこのジェネラルを使っていますが、今のところ他のジェネラルを使う気にはなりません。)
パーツも一部を除けばそこまで高額なものもないので、テクニカルなデッキが使いたい人にはおすすめのジェネラルです。


次回からは役割別に個々のカードを見ていきます。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索