新環境一発目のデッキは《順風》入り「Delver-Spirits」。
リストは↓


5 《島》
1 《平地》
1 《沼》
4 《金属海の沿岸》
4 《闇滑りの岸》
3 《氷河の城砦》
2 《進化する未開地》
2 《ムーアランドの憑依地》

4 《秘密を掘り下げる者》
4 《瞬唱の魔道士》
3 《ドラグスコルの隊長》
3 《地下牢の霊》

4 《思案》
4 《蒸気の絡みつき》
4 《未練ある魂》
2 《マナ漏出》
2 《ギタクシア派の調査》
2 《思考掃き》
2 《はらわた撃ち》
1 《深夜の出没》

3 《順風》


「Delver-Spirits」はPTQ闇の隆盛でJon Finkel氏らが使用したデッキとして注目を浴びたデッキタイプ。最近はあまり見ないデッキタイプであるが、使ってみると《未練ある魂》の強さが特に際立つデッキである。トークンを全体強化でバックアップする動きが強く、《未練ある魂》が使えるため、純正デルバーなどのカウンターを使うデッキにも強い。純正デルバーよりも使いやすいのも特徴である。

しかしながら3マナ域のカードが多いため、もっさり感が強く、個人的には好きになれなかったデッキでもある。

これはそのアップデート版として、アヴァシンの帰還から《順風》をクリーチャー強化枠として採用したデッキ。《順風》を効果的に利用するために追加の飛行生物として《深夜の出没》も採用。

少し回した感じではオリジナルのもっさり感が緩和された印象。特に3ターン目《未練ある魂》→4ターン目《未練ある魂》フラッシュバック+《順風》の動きが安定して強い。

オリジナルの《ドラグスコルの隊長》を《幻影の像》でコピーする動きはなくなってしまったものの、《金屑の嵐》で流れない全体強化カードは優秀であると言える。…というのも、新環境初期ではビートデッキに強いケッシグが増えると予想されるため、《金屑の嵐》耐性をどの程度もっているかが、使用するクリーチャーを選定するうえで重要な要素になると思われるからである。その点を踏まえても《地下牢の霊》が流れなくなる《順風》は強いと考えられるがどうだろうか。

ただ強の《聖トラフトの霊》を採用するかどうか、《ギタクシア派の調査》をどの程度使用するかなど、改良できる点はまだまだ多そう。ビートデッキが増えて《マナ漏出》が弱いと感じたら、その枠を《幻影の像》に変えてしまってもいいかもしれない。

いっそのこと、もっと《深夜の出没》などのトークン生成カードと全体強化カードを増やして、青によせたトークンデッキにしてしまうのもありだと思う。



以上、簡易ですが新環境一発目のデッキを紹介。いろいろなデッキを考えられるこの時期がMTGをやっていて一番ワクワクする時だと実感しています。

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